2018.05.14

ビフォーとアフターのあいだ

昨日の朝礼当番は新入社員の横田。

電話で遠く離れた故郷の母親

感謝の気持ちを伝えたというエピソードを聞き、

近くに住んでいながら毎年やっつけ感だけこもった

贈っていることを恥じる竹内です。

 

 

親不孝者のために、恩返しをするチャンスは突然訪れます。

元々とある病と闘っていた母が、年末頃急に日常生活にも支障をきたすようになり、

早急にバリアフリーを考える必要に迫られました。

 

介護保険を使ってリフォームができること自体は知っていましたが、

いざ直面すると何から始めていいのやら・・・

ということで、今回は介護リフォーム顛末記です。

私の経験が同じような境遇の方々への参考になれば幸いです。

 

 

この介護リフォーム、正式には「高齢者住宅改修費用助成制度」と呼ぶそうです。

前提条件として、公的介護保険の認定を受けている在宅の方である必要があります。

 

要介護の原因には様々な病気がありますが、ともあれ医師と相談した後は

まずは市役所に駆け込んで介護保険の申請です。

認定までだいたい1ヶ月半~2ヶ月。認定されたら、

担当のケアマネージャーさんが選任されます。

その方と一緒に必要な改修箇所を検討して、施工業者を選定します。

(普通はここで悩んだりもするんでしょうが、ネストハウスに勤めていて良かった!)

 

そして施工業者・ケアマネージャーさん立ち会いのもと、現場の確認。

見積書作成→問題なければ、契約。

 

次は市役所に住宅改修費支給申請書住宅改修理由書

工事見積書・工事図面改修前の状況が確認できる写真を提出

(ケアマネージャーさんと施工業者がやってくれます)

 

そしていよいよ工事開始。喫緊の課題はトイレの動線でした。

 

介護保険が使えるリフォーム_トイレ_ネストハウス 介護保険が使えるリフォーム_トイレ_ネストハウス

 

実家のトイレは少し変わった作りで(都地曰く「病院のトイレ」)、

扉を空けて左手前に小便器、間仕切りの扉の奥に大便器があります。

5人家族(男3:女2)の頃は大活躍しましたが、三十数年が経って今は母一人。

邪魔な仕切りは取っ払って手すりを付けて、

転倒の恐れもあるタイルの床はクッションフロアへ。

 

介護保険が使えるリフォーム_トイレ_ネストハウス

 

劇的とまではいかないものの、空間も随分明るくなり、動線もスムーズに。

原則として住宅改修費として支給される権利は1人1回、20万円が限度で、自己負担が1割。

20万円を超えた分は全額自己負担です。

ちなみに我が家はトイレの他にも玄関や廊下にも手すりを付けて限度額を超えたので、

20万円×9割=18万円の補助となりました(一旦全額支払った後、還元されます)。

 

介護保険が使えるリフォーム_玄関手すり_ネストハウス 介護保険が使えるリフォーム_玄関手すり_ネストハウス

 

介護保険が使えるリフォーム_廊下手すり_ネストハウス 介護保険が使えるリフォーム_廊下手すり_ネストハウス

 

市町村によっては独自の補助制度で20万円を超えた分もカバーできるようです。

詳しくはお住まいの市町村窓口もしくは担当ケアマネージャーさんにお問い合わせを。。

 

事務的な流れと見た目の変化をまとめると以上のような感じですが、

母をはじめ妻や娘も(仕上がりもさることながら)担当都地の気遣い清掃の丁寧さ等、

ビフォーとアフターの間にある諸々のことに大満足。

(マメに駆け付けてくれた佐々木にも感謝しておりました。)

手前味噌で恐縮ですが、ネストのリフォーム、自信を持ってオススメします(^^)

 

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