2015.06.26

木の経年変化を楽しむということ

  
今日、梅雨の合間に晴れ間が出ました。

先日お伺いしたオーナーK様の奥様と、何気ない会話をしていた河村です。
オ「前から言おう言おうと思っていたのですが、河村さんて黒田に似てますよね。」

河「ホントですか?嬉しいですね。」

オ「本当、顔がとかじゃなくて、しゃべり方とか雰囲気が・・」

河「ホントですか!?今度みんなに聞いてみます。」

オ「でもやっぱり、よく見ると似てないかもしれないですね・・」

河「・・・」
 こんな平和な会話が好きです。
K様、いつも楽しい時間をありがとうございます。やっと積もった想いをブログに書けました。

経年変化とでも言うのでしょうか。こうして年数を経て、黒田のような素敵なおじさんになりたいものです。

あ、でも前髪の後退具合は気にしないでね!
経年変化といえば、先日弊社のモデルハウス「つくもの家」の外壁メンテナンスを行いました。
2010年の完工からちょうど5年。外壁に使用した板張りやウッドデッキも、そろそろ色が落ちてくる頃です。
お時間のある方は、「つくもの家 ビフォーアフター」をどうぞ。(ボリューム注意)

使用した塗料は、木材保護塗料として安定した実績を誇る「キシラデコール」
・日光や風雨に強く、色が長持ちし長期間木材を保護します。
・木の通気性を保ち、呼吸を妨げないように塗膜の膨れや割れを起こしにくいです。
・木材の内部に浸透し、内部から防腐、防かび、防虫効果を発揮します。
・各種試験で、安全性を確認しています。


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木は、国産材・南洋材・その他産地にかかわらず、施工当初は多かれ少なかれ「樹液」を含んでいます。
樹液を含んだ状態の木は、はじいてしまうため塗料がのりにくく、色落ちが早いのです。
国産のスギ材も南洋材のイペやバツ、ウリン材などでも、約2~3年で樹液が流れ落ち、
ちょうどシルバーに近い色合いになります。
これは腐っている訳ではなく(中には腐るものもありますが)、樹液が出きった状態であり、ここから塗料を
塗ってあげると非常によく染み込み、持ちも良くなるそうです。
国産のスギ材などで、メンテナンスありきで約15~20年、南洋材はメンテナンスフリーで
50年は持つと言われています。
南洋材は、シルバー色から放っておくと次第に黒っぽい落ち着いた色味に変化していきます。それもまた味わいです。
  
ネストハウスでは、既成品や工業製品のご提案でなく、こうした「経年変化」を楽しめる素材、
自分で育てていける素材、そして家族と一緒に変化、成長していける素材を中心にご提案しています。
内装材や外装材、またエクステリア(ウッドデッキなど)のご質問、メンテナンス方法など、お気軽にご相談下さい。
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河村邸、屋根施工しました。
  

攻めてます! 頑張れ自分!
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