2013.07.28

いよいよ 『落水荘』 へ

ブログをご覧のみなさまいつもありがとうございます。

暑い毎日が続いていましたが今朝からいきなりの雨::: これは恵みの雨となったのでしょうか?
山口や島根の山間部では 「これまでに経験したことのない大雨」 として報道されていますが
程よい雨って難しいのでしょうかね。

夏休みが始まり近所から元気な歓声が聞こえてきます。
木工教室に続き色々な教室や催し物が予定されていることはもうご存知でしょうが親子さまで
どうぞお楽しみくださいませ。

さて、先だっての旅行の続きをこの度も少し掲載させていただきます。
前回ご紹介の ニューヨーク を旅立ち ペンシルベニア州  ピッツバーグ へと向かいます。

いよいよフランク・ロイド・ライトの代表作 『落水荘』 とのご対面です。

この案内所へ到着したのは朝8:15頃。
景色に溶け込むようにと緑に着色された案内所周りの備品たち。

雨模様の天候でしたが、きれいに洗われた鮮やかな緑と小鳥たちのさえずりの中を進んでいくことは
落水荘へのプロローグとしては素晴らしい演出となりました。

森の中を進んでいくと木々の間からついに見えてきました。
均整のとれた美しいフォルム。ネットで見ていたものが目の前一面に広がり、感動です!!

 

建物の中は自然の中にいるように床は石敷き、壁は岩肌を思わせる施工
その自然の中に人工的に造られた棚や外部建具のラインがよくマッチしています。
収納の造作は建物と一体の造り付け

照明器具は間接照明  本棚や収納の上から  天井を掘り込んで

ソファーの背面から 天井に付けても直接光は下りてきません。

必要なところへはスタンドライトなどで補い 日頃は柔らかな光に包まれて過ごす生活のようです。

メインのリビングルームから川の中に直接入っていくことが出来るように設計されています。
バルコニーからは 「落水」 を身近に感じることも出来ます。

まさに自然と親しみながら過ごす生活がここには有ります。
この美しいフォルムのサッシを開ける方法は、網戸を内側に開け外側に硝子戸を開けます。開け方もオシャレ

角はすべて丸~く仕上げられていて視界からの癒しまで徹底して考えられているんですよね。とにかく拘りが凄いです!!

バルコニーに置かれた リクライニングチェア までもデザインされています。

建物内部をすべて見終り山道を少し下ると 有名な撮影スポットが コレです!!

約80年前、ライト氏が70才近くになってこの別荘を手掛けています。 その年齢での意欲にも驚かされますが
それだからこそ優しい曲線とスッキリした直線のバランス 細部にまで気の入った造作が出来たのかも知れません。

また一つ「メトロポリタン美術館」に続き 凄いアメリカを発見しました。

ライトは日本へも建造物を残していて、有名なのは「帝国ホテル」(1913年)です。
今は名古屋の明治村へ移され美しい佇まいを残しています。

落水荘からの帰り道、アメリカらしい住宅をたくさん目にしまして、その中から・・

そうそう ブログ愛読の方から前回のブログの中 「あとで大変なことに・・ 」 の続きはと聞かれていました。
それは何を申しましょう、日頃の運動不足を忘れて歩き続けた結果、突然脚の付け根が痛み一日ホテルでの休憩を余儀なく
されてしまいました。
明くる日には一旦痛みは治まったものの湿布を張りゆっくり歩き・・ と大変な後半日程となり とにかく二本足で(杖を突かずに)
元気に帰られたことに心から感謝でした。
次回は(有るかしら? ) しっかり身体を鍛えて出発したいと痛感しました><

今は、元気に生活する毎日に改めて感謝していますm(_ _)m    本日はショールーム石川でした。

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